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SEプログラマの仕事疲れ 悩む⇒未経験で男性事務員⇒自由な時間 happy

家族との時間が欲しくて未経験で事務に転職したSE兼プログラマー

発注ミスが言い出せない。隠蔽するか。告白するか

リフォーム関係の中小企業で会社ている時に、一生忘れられないミスをします。 新卒でリフォーム会社に就職した私でしたが、正直内定をもらったけどそれほど興味があったわけでもなく仕事がないよりあるほうがましと思って通勤していました。

入社2年目の私が23歳の時のことでした。少しずつ仕事が慣れて先輩のダブルチェックから外れてきた頃でした。

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発注ミスしたものが新築に取り付けられた

迷惑をかけた相手は、新婚さんの夫婦で新居を建てるということでマイホームのオール電化を担当する仕事でした。 家はまだ出来上がっていない図面の状態から入念に新婚夫婦と意見交換をして上司も私のフォローに入ってもらいながら工事の日程や具体的な金額を相談していきました。当時、オール電化をすると国から補助金が出るということもあり、私は、新人ながらに複数の案件を掛け持ちしている状態でした。正直キャパオーバーで工期が遅れたり、連絡ミスが目立つなどキャパオーバーだと自覚があるほどでした。そんな矢先に大失敗をしてしまいました。

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まだまだ、不安定な仕事をしていたため毎日ワイシャツは汗だく。手には変な汗をかくようになっていました。

そんな、いつミスが起きても可笑しくない状態で、20代後半の新婚夫婦が新築の家をたてる案件で大きなミスを犯しました。

人の良い新婚夫婦

絵に描いたような良い夫婦で二人とも私と比べて大きな会社に就職して早いうちから家庭を持った勝ち組夫婦といった様子でした。 そんな夫婦はとても私に優しく「今が一番大変なときだね」なんて打ち合わせ中に声をかけてくれる人の良い夫婦でした。

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そんな人の良い夫婦の新築の家に、あろうことか、相談して決めていたメーカーとは異なるパネルのものを設置してしまいました。ソーラーパネルの設置が全て完了し一見すると屋根一面にピタッとはめられており問題がないように思いましたが、出来上がった図面と工期詳細を確認すると使用したパネルのメーカーが依頼した分と全く異なるものだと気付きました。

「工事業者に屋根のソーラーパネルが発注と違う」ということで確認をしてもらいましたが、工事業者が提出した発注書には、私の印鑑と私の筆跡で間違った発注をしていることがわかりました。

それは、もう一軒別のお客様に発注する内容のパネルで誤って記載をしてしまったものだとすぐに気付きました。すでに工事は終わっているので付け直すことはできませんでした。さらに、一度屋根に穴を開けて器具を取り付けているので、無理やりはがして付け直すと家自体の耐久性にも大きく影響すると言われてしまいました。この時ばかりはしっかりと確認しておけば防げたミスだけにひどく落ち込みました。そして、どのようにお客様に伝えればいいのかばかりを考えていました。早く連絡しないといけないとわかっていてもなかなか電話をすることができないなど胃が痛くなる日々を過ごしました。

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その損害額は、200万円でした。パネルだけではなく将来売電で稼げるはずだった電力も屋根の向きや発電効率などが全く当初と異なるものを設置してしまったので予測と大幅に異なる結果を招いてしまいました。この失敗から学んだことは、金額の大小ではなくどんな些細な契約でも、工期が終わるまでは油断してはいけないということでした。なんとかして契約を結べたときホッとしてしまう気持ちがあります。しかし、契約して終わりではないと強く感じました。契約してからが本当に大変だと新人ながらによく理解しました。 その後、謝罪では済まず会社がお客様に慰謝料の形で、本来売電で稼げた金額分の保証金を支払うこととなりました。

会社にはひどく叱られ、私の評価も悪くなるだけでなく噂は瞬く間に広まり肩身の狭い日々を過ごす羽目となりました。会社に行くことすら辛いと感じる日々もありましたが、迷惑をかけた分は最低でも取り戻してから仕事をやめるようと折れた気持ちを奮い立たせて、その後3年間働きました。

3年間続けて5年目で転職を踏切りましたが、面接の時にこの話を正直に今の会社でお話した上で、その3年間ミスがないように徹底して取り組んだ姿勢を面接の時にお話しました。

この失敗は私は死ぬまで忘れない失敗として、同じようなミスをしないように今後の社会人生活を過ごしていきたいです。